日本語

がちょう番の女

DEUTSCH

Die Gänsemagd


昔、何年も前に夫を亡くした年とったお后がいました。お后には美しい娘がいて、大きくなるとはるか遠くに住む王子と婚約しました。王女が結婚する時期が来て、遠い国へ旅立たねばなりませんでした。年とったお后は、娘のために多くの金銀の豪華な器、これもまた金銀の装飾品、杯や宝石など王家の嫁入りにふさわしいあらゆる品々を荷造りしました。というのはお后は子供を心から愛していたからです。

お后は侍女もつけてやりました。侍女は王女と一緒に馬ででかけ、花婿に王女を引き渡すことになっていました。旅するための馬がそれぞれありましたが、王様の娘の馬はファラダといい、話すことができました。それで別れの時が来て、年とった母親は寝室に入り、小刀をとって指を切り、血を出しました。それから白いハンカチをもって、そこに三滴の血を落とし、それを娘に渡して、「娘よ、これを大事に持っているのですよ。途中で役にたつでしょうから。」と言いました。

そこで、二人はお互いに悲しい別れを告げ、王女は胸にハンカチをしまい、馬に乗って、花婿のところへでかけました。しばらく行ったあと、王女はやけつくように喉が渇き、侍女に、「馬を降りて、お前がもってきた私の杯をとっておくれ。」と言いました。侍女は、「自分で馬を降りて、腹ばいになって川の水を飲みなさいよ。私はあなたの女中になる気はないの。」と言いました。

それで、とても喉が渇いていたので王女は馬を降りて、小川の水にかがみこみ飲んで、金の杯からのむことが許されませんでした。それで、王女は「ああ、ああ」と嘆くと、三滴の血が、「これをあなたのお母様がご存知なら、心臓が二つに張り裂けるでしょうに。」と答えました。しかし王様の娘はつつましく、何も言わないでまた馬に乗りました。

さらに何マイルか進んでいくと、昼は暑く、太陽が焦がすように照りつけ、王女はまた喉が渇いてきました。そして小川の流れに来たとき、王女はまた侍女に叫びました。「馬を降りて、金の杯で水をおくれ。」というのは王女は侍女のひどい言葉をとっくに忘れてしまっていたからです。しかし、侍女は前よりいっそう高飛車に、「飲みたいなら自分で飲みに行きなさいよ。私はあなたの女中になる気はないんだよ。」と言いました。そこでひどく喉がかわいていたので、王様の娘は馬を降り、流れている小川にかがみこみ、泣いて、「ああ、ああ」と言いました。すると血の滴は「もしあなたのおかあさまがこれをご存知なら、心臓が二つに張り裂けるでしょう。」と答えました。

こうして飲みながら流れのすぐ上に体を傾けているときに、三滴の血がついたハンカチが胸から落ち、王女が気づかないままに水と一緒に流れて行きました。王女の苦しみはそれほどに大きかったのです。ところが、侍女はそれを見ていて、もうこれで花嫁に力をふるえると考えて喜びました。というのは、血の滴を失くしたので、王女は弱く無力になったからです。

それで、王女が自分の馬のファラダにまた乗ろうとしたとき、侍女は、「ファラダは私の方が合ってるわ。あなたにはこのやくざ馬で十分よ。」と言いました。王女はその馬に甘んじるほかありませんでした。それから、侍女は、激しい言葉を言って、王女に王室の服と自分の粗末な服を取り替えるよう命令しました。そしてとうとう、王女は、天に誓ってこのことを王室の誰にも何も言わないと約束させられました。もしこの誓いをしなければ、その場で殺されていたのです。しかし、ファラダは一部始終を目にし、よく見つめていました。

今度は侍女がファラダに乗り、本当の花嫁は悪い馬に乗って、進んで行き、とうとう二人は王宮に入りました。花嫁の到着は大喜びで迎えられ、王子は花嫁を出迎えて走り出て、侍女を馬から降ろしてあげ、侍女が花嫁だと思っていました。

侍女は階段へ案内されましたが、本物の王女は下に立ったまま残されました。そのとき年とった王様が、窓からながめ、王女が中庭に立っているのを見て、娘がとてもかわいらしく上品で美しいのに気付きました。それですぐ部屋に行き、花嫁に、一緒に来て今中庭に立っている娘は誰か、と尋ねました。「あの娘は途中で道づれとして連れてきた者です。遊んでいないように何か仕事をさせてください。」

しかし、年とった王様には娘にさせる仕事がなく、何も知りませんでした。それで、「がちょう番をしている子供がいるから、手伝いをさせよう。」と言いました。その男の子はコンラッドという名前で、本物の花嫁は、その子ががちょうを世話するのを手伝うことになりました。その後まもなく、偽の花嫁は、若い王様に、「あなた、お願いがありますの。」と言いました。「いいよ。言ってごらん。」と王子は答えました。「では、家畜を殺す人を呼んで、私がここに乗ってきた馬の頭を切ってもらってくださいませ。旅の途中であの馬には困りましたわ。」本当は、自分が王様の娘に何をしたか馬が話すかもしれないと恐れたからでした。

それから、偽花嫁は、王子にそうすると約束させることができ、忠実なファラダは死ぬことになりました。このことは、本物の王女の耳にも聞こえてきたので、こっそり畜殺人に、ちょっと仕事をしてくれたら金貨を一枚あげると約束しました。町に大きな暗い門があり、そこを王女は朝夕、がちょうを連れて通らなくてはなりませんでした。「お願いですから、一度以上会えるように、ファラダの頭をその門に釘でとめてほしいの。」と王女は言いました。畜殺人はそうすると約束し、頭を切りとると、暗い門の下にしっかり釘付けしました。

朝早く、王女とコンラッドはがちょうの群れをこの門の下に追い立てていくとき、王女は通りながら「ああ、そこにかかっているファラダ」と言いました。すると、頭は、「ああ、若いお后さま、なんとひどいことでしょう。あなたのお母様がこれを知ったら、心臓が二つにひきさかれるでしょう。」と答えました。

それから二人は町からずっと遠くまで出かけ、野原へがちょうを追いたてました。牧草地へ来ると、王女は座って、髪をほどきました。その髪は純金のようで、コンラッドはそれを目にし、輝いているのが嬉しくて、二、三本抜こうとしました。すると、王女は、「吹け、吹け、やさしい風よ、コンラッドの帽子を吹き飛ばし、コンラッドをあちこち追いかけさせておくれ。私が髪を編んで縛るまで。」

すると、突風が吹いて来て、コンラッドの帽子を野原の遠くまで吹き飛ばし、コンラッドは追いかけて行くしかありませんでした。戻って来たときは王女は髪をすきおわり、また結いあげているところでコンラッドは一本もとれませんでした。それでコンラッドはむくれて王女に話しかけようとしませんでした。こうして夕方までがちょうの番をして、家に帰りました。次の日、がちょうを追いたてて暗い門を通る時、「ああ、そこにかかっているファラダ」と言いました。すると、頭は、「ああ、若いお后さま、なんとひどいことでしょう。あなたのお母様がこれを知ったら、心臓が二つにひきさかれるでしょう。」と答えました。

そして、王女はまた野原に座り、髪をすき始め、コンラッドは走っていって髪をつかもうとしました。それで王女は急いで「吹け、吹け、やさしい風よ、コンラッドの帽子を吹き飛ばし、コンラッドをあちこち追いかけさせておくれ。私が髪を編んで縛るまで。」すると風が吹いて、コンラッドの帽子を頭から遠くまで吹き飛ばし、コンラッドは追いかけて行くしかありませんでした。戻って来たときは王女はとっくに髪を結い上げてしまっていて、コンラッドは何もとれませんでした。そうして夕方になるまでがちょうの番をしていました。

しかし、家に帰ったその晩、コンラッドは年とった王様のところへ行き、「もうあの娘と一緒にはがちょうの世話をしません。」と言いました。「どうしてかね?」と年老いた王様は尋ねました。「ああ、だってあの人は一日中私を怒らせるのです。」それで年老いた王様は、いったい娘が何をしたのか語らせました。コンラッドは言いました。「朝、がちょうと一緒に暗い門の下を通る時、壁に馬の頭がかかっていて、あの人は『ああ、そこにかかっているファラダ』と言うんです。すると、頭は、『ああ、若いお后さま、なんとひどいことでしょう。あなたのお母様がこれを知ったら、心臓が二つにひきさかれるでしょう。』と答えます。」コンラッドは続けて、がちょうの草地で起こったことや、そこで帽子を追いかけさせられたことを語りました。

年老いた王様は、コンラッドに次の日もがちょうを追うように命令し、朝が来るとすぐ、暗い門のかげに行き、娘がファラダの頭に話しかけるのを聞きました。それから自分もまた野原にいき、牧草地のやぶのかげに身を隠しました。そこに、まもなくがちょう番の娘とがちょう番の男の子が群れを連れてくるのを自分の目で見ました。また、しばらくして娘が座り髪をほどき、その髪がきらきら輝くのもみました。まもなく娘は言いました。「吹け、吹け、やさしい風よ、コンラッドの帽子を吹き飛ばし、コンラッドをあちこち追いかけさせておくれ。私が髪を編んで縛るまで。」

すると、サッと風が吹き、コンラッドの帽子をさらっていったのでコンラッドは遠くまで走らされました。一方、娘は静かに髪をすき、編み続けました。これをすべて王様は見ていました。それから、そっと王様は立ち去りました。がちょう番の娘が夕方に帰ってくると、王様は娘をそばに呼び、どうしてこういうことをしたのか尋ねました。「それを言ってはいけないのです。私は人間には誰にも悲しみを訴えられません。天に誓って言わないと約束したのですから。もしそう誓わなかったら、殺されていたのです。」

王様はしきりに促して何度も何度も話すようにと言いましたが、娘からは何もひきだせませんでした。それで、「わしに何も話すつもりがないなら、そこの鉄のストーブにお前の悲しみを話すがいい。」と言って立ち去りました。それで、王女は鉄のストーブに這って入り、泣いて訴え始め、心のありったけを打ち明け、「私は世間みんなから見捨てられここにいますが、私は王様の娘です。不実な侍女が力づくでむりやり私の王家の服を脱がさせ、私と入れ換わって花婿と一緒にいるのです。そして私はがちょう番の娘として卑しい仕事をするしかなくなりました。これをお母様が知ったら心が張り裂けてしまうでしょう。」と言いました。

ところが、年老いた王様は、外のストーブの煙突のそばに立って、娘の言うことに聞き耳をたて聞いていました。それからまた戻り、娘にストーブから出るように告げました。王族の服が娘の前に着せられ、娘がどんなに美しかったことか、驚くべきことでした。年老いた王様は、息子を呼び出し、ただの侍女が偽花嫁になったこと、本物は前のがちょう番の娘でそこにたっている、と明かしました。若い王様は娘が美しく若いのを見て心から喜びました。それから家来や親しい友達のみんなが招かれる大宴会が準備されました。

食卓の上座に花婿は座り、王様の娘と侍女は花婿の両隣に座っていましたが、侍女は目がくらみ、まばゆい衣装のため王女だとわかりませんでした。食べたり飲んだりして賑やかな時、年老いた王様は侍女に、これこれのやり方で主人に接した人にはどんな罰がふさわしいか、というなぞをかけました。そして同時にまるまる話をして、そんなひとはどんな刑に値するか、と尋ねました。すると不実な花嫁は、「その人は、すっ裸に服をはぎ、中にとがった釘をうちこんだ樽にいれ、その樽を2頭の馬につなぎ、死ぬまで、あちこちの通りを引きずりまわすのが一番よろしいでしょう。それよりもよい運は望めませんわ。」と言いました。

「それはお前だ。」と年老いた王様は言いました。「そしてお前は自分の刑を言ったのだ。それではおまえにその通りの刑を与えよう。」刑罰が実際に行われた時、若い王様は本物の花嫁と結婚しました。それから二人とも平穏で幸せに国を治めました。
Es lebte einmal eine alte Königin, der war ihr Gemahl schon lange Jahre gestorben, und sie hatte eine schöne Tochter. Wie die erwuchs, wurde sie weit über Feld an einen Königssohn versprochen. Als nun die Zeit kam, wo sie vermählt werden sollte und nun das Kind in das fremde Reich abreisen mußte, packte ihr die Alte gar viel köstliches Gerät und Geschmeide ein, Gold und Silber, Becher und Kleinode, kurz alles, was nur zu einem königlichen Brautschatz gehörte, denn sie hatte ihr Kind von Herzen lieb. Auch gab sie ihr eine Kammerjungfer bei, welche mitreiten und die Braut in die Hände des Bräutigams überliefern sollte. Und jede bekam ein Pferd zur Reise, aber das Pferd der Königstochter hieß Falada und konnte sprechen. Wie nun die Abschiedsstunde da war, begab sich die alte Mutter in ihre Schlafkammer, nahm ein Messerlein und schnitt damit in ihre Finger, daß sie bluteten; darauf hielt sie ein weißes Läppchen unter und ließ drei Tropfen Blut hineinfallen, gab sie der Tochter und sprach: "Liebes Kind, verwahre sie wohl, sie werden dir unterwegs not tun."

Also nahmen beide voneinander betrübten Abschied. Das Läppchen steckte die Königstochter in ihren Busen vor sich, setzte sich aufs Pferd und zog nun fort zu ihrem Bräutigam. Da sie eine Stunde geritten waren, empfand sie heißen Durst und sprach zu ihrer Kammerjungfer: "Steig' ab und schöpfe mir mit meinem Becher, den du für mich mitgenommen hast, Wasser aus dem Bache, ich möchte gern einmal trinken." - "Wenn Ihr Durst habt," sprach die Kammerjungfer, "so steigt selber ab, legt Euch ans Wasser und trinkt, ich mag Eure Magd nicht sein." Da stieg die Königstochter vor großem Durst herunter, neigte sich über das Wasser im Bach und trank und durfte nicht aus dem goldenen Becher trinken. Da sprach sie: "Ach Gott!" Da antworteten die drei Blutstropfen: "Wenn das deine Mutter wüßte, das Herz im Leib tät ihr zerspringen." Aber die Königsbraut war demütig, sagte nichts und stieg wieder zu Pferde. So ritten sie etliche Meilen weiter fort, aber der Tag war warm, die Sonne stach, und sie durstete bald von neuem. Da sie nun an einen Wasserfluß kamen, rief sie noch einmal ihrer Kammerjungfer: "Steig' ab und gib mir aus meinem Goldbecher zu trinken," denn sie hatte alle bösen Worte längst vergessen. Die Kammerjungfer sprach aber noch hochmütiger: "Wollt Ihr trinken, so trinkt allein, ich mag nicht Eure Magd sein." Da stieg die Königstochter hernieder vor großem Durst, legte sich über das fließende Wasser, weinte und sprach: "Ach Gott!" und die Blutstropfen antworteten wiederum: "Wenn das deine Mutter wüßte, das Herz im Leibe tät ihr zerspringen." Und wie sie so trank und sich recht überlehnte, fiel ihr das Läppchen, worin die drei Tropfen waren, aus dem Busen und floß mit dem Wasser fort, ohne daß sie es in ihrer großen Angst merkte. Die Kammerjungfer hatte aber zugesehen und freute sich, daß sie Gewalt über die Braut bekäme; denn damit, daß diese die Blutstropfen verloren hatte, war sie schwach und machtlos geworden. Als sie nun wieder auf ihr Pferd steigen wollte, das da hieß Falada, sagte die Kammerfrau: "Auf Falada gehöre ich, und auf meinen Gaul gehörst du;" und das mußte sie sich gefallen lassen. Dann befahl ihr die Kammerfrau mit harten Worten, die königlichen Kleider auszuziehen und ihre schlechten anzulegen, und endlich mußte sie sich unter freiem Himmel verschwören, daß sie am königlichen Hof keinem Menschen etwas davon sprechen wollte; und wenn sie diesen Eid nicht abgelegt hätte, wäre sie auf der Stelle umgebracht worden. Aber Falada sah das alles an und nahm's wohl in acht.

Die Kammerfrau stieg nun auf Falada und die wahre Braut auf das schlechte Roß, und so zogen sie weiter, bis sie endlich in dem königlichen Schloß eintrafen. Da war große Freude über ihre Ankunft, und der Königssohn sprang ihnen entgegen, hob die Kammerfrau vom Pferde und meinte, sie wäre seine Gemahlin. Sie ward die Treppe hinaufgeführt, die wahre Königstochter aber mußte unten stehenbleiben. Da schaute der alte König am Fenster und sah sie im Hof halten und sah, wie sie fein war, zart und gar schön; ging alsbald hin ins königliche Gemach und fragte die Braut nach der, die sie bei sich hätte und da unten im Hof stände und wer sie wäre?

"Die hab ich mir unterwegs mitgenommen zur Gesellschaft; gebt der Magd was zu arbeiten, daß sie nicht müßig steht." Aber der alte König hatte keine Arbeit für sie und wußte nichts, als daß er sagte: "Da hab ich so einen kleinen Jungen, der hütet die Gänse, dem mag sie helfen." Der Junge hieß Kürdchen (Konrädchen), dem mußte die wahre Braut helfen Gänse hüten.

Bald aber sprach die falsche Braut zu dem jungen König: "Liebster Gemahl, ich bitte Euch, tut mir einen Gefallen!" Er antwortete: "Das will ich gerne tun." - "Nun, so laßt den Schinder rufen und da dem Pferde, worauf ich hergeritten bin, den Hals abhauen, weil es mich unterwegs geärgert hat." Eigentlich aber fürchtete sie, daß das Pferd sprechen möchte, wie sie mit der Königstochter umgegangen war. Nun war das so weit geraten, daß es geschehen und der treue Falada sterben sollte, da kam es auch der rechten Königstochter zu Ohr, und sie versprach dem Schinder heimlich ein Stück Geld, das sie ihm bezahlen wollte, wenn er ihr einen kleinen Dienst erwiese. In der Stadt war ein großes finsteres Tor, wo sie abends und morgens mit den Gänsen durch mußte, unter das finstere Tor möchte er dem Falada seinen Kopf hinnageln, daß sie ihn doch noch mehr als einmal sehen könnte. Also versprach das der Schindersknecht zu tun, hieb den Kopf ab und nagelte ihn unter das finstere Tor fest.

Des Morgens früh, da sie und Kürdchen unterm Tor hinaustrieben, sprach sie im Vorbeigehen:

"O du Falada, da du hangest,"

da antwortete der Kopf:

"O du Jungfer Königin, da du gangest,
wenn das deine Mutter wüßte,
ihr Herz tät ihr zerspringen."

Da zog sie still weiter zur Stadt hinaus, und sie trieben die Gänse aufs Feld. Und wenn sie auf der Wiese angekommen war, saß sie nieder und machte ihre Haare auf, die waren eitel Gold, und Kürdchen sah sie und freute sich, wie sie glänzten, und wollte ihr ein paar ausraufen. Da sprach sie:

"Weh, weh, Windchen,
nimm Kürdchen sein Hütchen,
und lass'n sich mit jagen,
bis ich mich geflochten und geschnatzt
und wieder aufgesatzt."

Und da kam ein so starker Wind, daß er dem Kürdchen sein Hütchen weg wehte über alle Land, und es mußte ihm nachlaufen. Bis er wiederkam, war sie mit dem Kämmen und Aufsetzen fertig, und er konnte keine Haare kriegen. Da ward Kürdchen bös und sprach nicht mit ihr; und so hüteten sie die Gänse, bis daß es Abend ward, dann gingen sie nach Haus.

Den andern Morgen, wie sie unter dem finstern Tor hinaustrieben, sprach die Jungfrau:

"O du Falada, da du hangest,"

Falada antwortete:

"O du Jungfer Königin, da du gangest,
wenn das deine Mutter wüßte,
ihr Herz tät ihr zerspringen."

Und in dem Feld setzte sie sich wieder auf die Wiese und fing an, ihr Haar auszukämmen, und Kürdchen lief und wollte danach greifen, da sprach sie schnell:

"Weh, weh, Windchen,
nimm Kürdchen sein Hütchen,
und lass'n sich mit jagen,
bis ich mich geflochten und geschnatzt
und wieder aufgesatzt."

Da wehte der Wind und wehte ihm das Hütchen vom Kopf weit weg, daß Kürdchen nachlaufen mußte, und als es wiederkam, hatte sie längst ihr Haar zurecht, und es konnte keins davon erwischen, und so hüteten sie die Gänse, bis es Abend ward.

Abends aber, nachdem sie heimgekommen waren, ging Kürdchen vor den alten König und sagte: "Mit dem Mädchen will ich nicht länger Gänse hüten!" - "Warum denn?" fragte der alte König. "Ei, das ärgert mich den ganzen Tag." Da befahl ihm der alte König zu erzählen, wie's ihm denn mit ihr ginge. Da sagte Kürdchen: "Morgens, wenn wir unter dem finstern Tor mit der Herde durchkommen, so ist da ein Gaulskopf an der Wand, zu dem redet sie:

'Falada, da du hangest,'

da antwortet der Kopf:

'O du Königsjungfer, da du gangest,
wenn das deine Mutter wüßte,
ihr Herz tät' ihr zerspringen!'"

Und so erzählte Kürdchen weiter, was auf der Gänsewiese geschähe und wie es da dem Hut im Winde nachlaufen müßte.

Der alte König befahl ihm, den nächsten Tag wieder hinauszutreiben, und er selbst, wie es Morgen war, setzte sich hinter das finstere Tor und hörte da, wie sie mit dem Haupt des Falada sprach. Und dann ging er ihr auch nach in das Feld und barg sich in einem Busch auf der Wiese. Da sah er nun bald mit seinen eigenen Augen, wie die Gänsemagd die Herde getrieben brachte und wie nach einer Weile sie sich setzte und ihre Haare losflocht, die strahlten von Glanz. Gleich sprach sie wieder:

"Weh, weh, Windchen,
faß Kürdchen sein Hütchen,
und lass'n sich mit jagen,
bis ich mich geflochten und geschnatzt
und wieder aufgesatzt."

Da kam ein Windstoß und fuhr mit Kürdchens Hut weg, daß es weit zu laufen hatte, und die Magd kämmte und flocht ihre Locken still fort, welches der alte König alles beobachtete. Darauf ging er unbemerkt zurück, und als abends die Gänsemagd heimkam, rief er sie beiseite und fragte, warum sie dem allem so täte. "Das darf ich Euch nicht sagen und darf auch keinem Menschen mein Leid klagen, denn so hab' ich mich unter freiem Himmel verschworen, weil ich sonst um mein Leben gekommen wäre." Er drang in sie und ließ ihr keinen Frieden, aber er konnte nichts aus ihr herausbringen. Da sprach er: "Wenn du mir nichts sagen willst, so klag' dem Eisenofen da dein Leid," und ging fort. Da kroch sie in den Eisenofen, fing an zu jammern und zu weinen, schüttete ihr Herz aus und sprach: "Da sitze ich nun von aller Welt verlassen und bin doch eine Königstochter, und eine falsche Kammerjungfer hat mich mit Gewalt dahin gebracht, daß ich meine königlichen Kleider habe ablegen müssen, und hat meinen Platz bei meinem Bräutigam eingenommen, und ich muß als Gänsemagd gemeine Dienste tun. Wenn das meine Mutter wüßte, das Herz im Leib tät' ihr zerspringen." Der alte König stand aber außen an der Ofenröhre, lauerte ihr zu und hörte, was sie sprach. Da kam er wieder herein und ließ sie aus dem Ofen gehen. Da wurden ihr königliche Kleider angetan, und es schien ein Wunder, wie sie so schön war. Der alte König rief seinen Sohn und offenbarte ihm, daß er die falsche Braut hätte: die wäre bloß ein Kammermädchen, die wahre aber stände hier als gewesene Gänsemagd. Der junge König war herzensfroh, als er ihre Schönheit und Tugend erblickte, und ein großes Mahl wurde angestellt, zu dem alle Leute und guten Freunde gebeten wurden. Obenan saß der Bräutigam, die Königstochter zur einen Seite und die Kammerjungfer zur andern, aber die Kammerjungfer war verblendet und erkannte jene nicht mehr in dem glänzenden Schmuck. Als sie nun gegessen und getrunken hatten und guten Muts waren, gab der alte König der Kammerfrau ein Rätsel auf, was eine solche wert wäre, die den Herrn so und so betrogen hätte, erzählte damit den ganzen Verlauf und fragte: "Welchen Urteils ist diese würdig?" Da sprach die falsche Braut: "Die ist nichts Besseres wert, als daß sie splitternackt ausgezogen und in ein Faß gesteckt wird, das inwendig mit spitzen Nägeln beschlagen ist; und zwei weiße Pferde müssen vorgespannt werden, die sie Gasse auf Gasse ab zu Tode schleifen." - "Das bist du," sprach der alte König, "und hast dein eigen Urteil gefunden, und danach soll dir widerfahren." Und als das Urteil vollzogen war, vermählte sich der junge König mit seiner rechten Gemahlin, und beide beherrschten ihr Reich in Frieden und Seligkeit.




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