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命の水

DEUTSCH

Das Wasser des Lebens


昔、病気の王様がいましたが、誰も王様がその病気から回復すると信じませんでした。王様には3人息子がいて、王様の病気を悲しんで宮廷の中庭に降りて行き、泣きました。そこへおじいさんが来て、なぜ悲しんでいるのか、と尋ねました。息子たちは、父親の病いが重く、どうにも治しようがないので死んでしまうだろう、と言いました。するとおじいさんは、「私はもうひとつの薬のことを知ってるよ。それは命の水だ。それを飲めばまた良くなるが見つけるのが難しいんだ。」と言いました。一番上の息子は、「なんとか見つけてみせる。」と言い、病気の王様のところへ行き、命の水を探しに行くことをお許しください、それだけがお父さんを救えるのですから、とお願いしました。「だめだ」と王様は言いました。「危険が大きすぎる、それよりむしろ私は死んだ方がましだ。」

しかしあまりしつこく頼むので、王様は了承しました。王子は心の中で、「僕が水を持ってくれば、お父さんに一番かわいがられ、国を継ぐことになる。」と考えました。それで王子は出発し、馬で少し行くと、道に小人が立っていて、王子に呼びかけ、「急いでどこへ行くんだい?」と言いました。「馬鹿なチビめ」と王子は、とても傲慢に言いました。「お前に関係ないだろ。」そして馬で進みました。しかし小人は怒って悪い願かけをしました。この後まもなく王子は渓谷に入りましたが、行けば行くほど山同士が近づいていき、とうとう道がとても狭くなって一歩も前に進めなくなりました。また馬の向きを変えることも鞍から降りることもできなくて、まるで牢獄にいるかのようにそこに閉じ込められてしまいました。病気の王様は長い間王子を待ちましたが、王子は帰ってきませんでした。

すると二番目の息子が、「お父さん、水を探しに私を行かせてください。」と言いました。そして心で「もし兄さんが死んでいれば、国はぼくのものになる。」と思いました。初め王様は行くのをやはり許しませんでしたが、最後は折れました。それで王子は兄が行ったのと同じ道を出発し、兄と同じように小人に会いました。小人が王子をとめて、そんなに急いでどこへ行くのか、と尋ねると、「チビめ」と王子は言いました。「お前には関係ないだろ。」そして二度と見ないで先へ進みました。しかし、小人は王子を魔法にかけ、この王子もまた、兄のように、渓谷へ入って行き、前へも後ろへも行けなくなりました。傲慢な人々はそんな風になります。

二番目の息子も帰って来ないので、一番下の息子が水をとりに行かせてほしいと願い、ついに王様はこの息子も行かせるよりしかたがありませんでした。王子が小人に会うと、小人は「そんなに急いでどこへ行くんだい?」と尋ねました。王子は止まって、事情を説明し、「命の水を探しに行くところです。父が死ぬほどの病気なものですから。」と言いました。「じゃあ、どこで水が見つけられるか知っているのかい?」「いいえ」と王子は言いました。「お前は礼儀にかなったふるまいを身につけていて、不誠実な兄たちのようには傲慢でないから、どうしたら命の水を得られるか教えてやろう。命の水は魔法のかかった城の中庭にある泉から湧き出ている。だが、私が鉄の棒と2つの小さなパンをお前にやらなければ、お前はその城へ進んで行けないよ。城の鉄の扉をその棒で3回たたきなさい。そうすれば扉はぱっと開く。中には2頭のライオンが大きな口を開けている。だけど、それぞれのライオンにパンをひとつずつ投げれば、ライオンはおとなしくなるからね。それから12時になる前に急いで命の水をとってくるんだ。そうしないと扉がまた閉まってお前は閉じ込められてしまうぞ。」

王子は小人にお礼を言って、棒とパンを受け取り、道を進んで行きました。着いてみると全部小人の言った通りでした。扉は棒で3回たたくとぱっと開きました。王子はパンでライオンたちをなだめたあと、城に入り、大きく豪華な広間に着きました。そこに魔法にかけられた王子が何人かいたので、その指から指輪を抜いてはずし、剣とパンがそこにあったので、それを持ち去りました。このあと、王子は一つの部屋に入りました。その中には美しい乙女がいて、王子を見ると喜び、キスし、「あなたが私を救ってくれました。そして私の国は全部あなたのものになります。1年経ってあなたが戻れば私たちの結婚式が行われます。」と言いました。また、乙女は、どこに命の水の泉があるかを教え、12時前に急いで水をくまなければいけない、と言いました。それから王子はさらに進み、とうとう美しく新しいベッドがある部屋に入りました。王子はとても疲れていたので少し休みたいと思い、ベッドに寝て、眠り込みました。

目が覚めると12時に15分前でした。王子はびっくりしてぱっと跳ね起き、泉に走り、近くにあったカップに水を汲み、急いで立ち去りました。しかし、ちょうど鉄の扉を通りぬけているとき、時計が12時をうち、扉がバタンと閉まったので、王子のかかとが少しとれてしまいました。

しかし、王子は命の水を得て喜び、帰途に着きました。そしてまた小人に会いました。小人は剣とパンを見ると、「これをもって大きな財産を得たんだよ。剣でたくさんの軍勢をまるまる切れるし、パンは決して食べ尽きるということがないんだ。」と言いました。しかし王子は兄たちと一緒でないので父親のところへ帰る気になれなくて、「小人さん、私の兄たちがどこにいるかわかりませんか?二人は命の水を探しに私より前に出かけて、戻っていないのです。」と言いました。

「二つの山の間に閉じ込められているよ。」と小人は言いました。「あまり傲慢だから、私が二人をそこに閉じ込めたのさ。」それで王子はお願いして、小人に二人を解放してもらいました。しかし小人は、「二人に気をつけるんだよ、悪い心を持ってるからね。」と言いました。兄たちが来ると、王子は喜び、自分にあったことを話し、命の水を見つけてカップに1杯持ち帰ったこと、美しい王女を救ったこと、その王女が1年自分を待って、その時結婚式が行われ自分は大きな国を得る、ということを二人に話しました。

そのあと三人は一緒に馬を進め、戦争と飢きんに苦しんでいる国をたまたま通りがかりました。もうそこの王様は滅びるに違いないと思っていました。というのは食料がとても不足していたからです。それで王子は王様のところへ行き、パンを渡しました。それで王様は国じゅうの人々に食べさせ、おなかを満たしました。それから王子は剣も渡し、それで敵の集団を切り伏せ、安心して平和に暮らせるようになりました。それで王子はパンと剣を返してもらい、三人の兄弟はまた馬で進みました。しかし、このあと、三人は戦争と飢きんに苦しんでいるもう2つの国に入り、そのたびに王子は王様たちにパンと剣を渡し、こうして3カ国を救ったのでした。そのあと三人は船に乗り海を渡りました。航行中に二人の兄は二人だけで話し、「ぼくたちではなく弟が命の水を見つけた。それでお父さんは弟に国を譲るだろう。僕たちの国だよ。そして弟は僕たちの財産をみんな奪ってしまうんだ。」と言いました。それで二人は仕返しをしようとして弟をつぶす計画を相談しました。二人は弟がぐっすり眠るまで待って、カップから命の水を出して自分たちでとって、そのカップに塩辛い海水を入れました。

三人が家に着くと、一番下の息子は病気の父親が飲んで治るようにと、カップを持って行きました。しかし、塩辛い海水をほんの少し飲むとすぐに、王様は以前よりいっそう病気が悪くなりました。これを嘆いていると、二人の兄たちがやって来て、弟のことを父親に毒をもろうとしたと非難し、自分たちが本当の命の水を持ってきました、と言って、父親に渡しました。王様はそれを飲むとすぐ、病気が離れて行く感じがして、若い時のように健康で丈夫になりました。

そのあと兄たちは二人とも弟のところへ行き、嘲って「お前は確かに命の水を見つけたさ。だけどお前は骨折りをしただけ、僕たちは得をとったのさ。お前はもっと賢くなって目をしっかり開けておくんだったな。海でお前が眠っている時にお前からそれをとったんだよ。それで1年過ぎたら、僕たちのどっちかが美しい王女をもらいに行くよ。だけど、このことは何もお父さんにばらさないように気をつけろ。実際お父さんはお前を信用しないし、もし一言でも言えば命もおまけに失うことになるさ。だけど黙っていれば命は助けてやるよ。」と言いました。

年とった王様は末の息子が自分の命を狙ったと思い、怒っていました。それで裁判を召集し、息子に対して、密かに撃ち殺されるべきた、という判決が下されました。それであるとき、王子が、悪いことを何も疑わないで、馬で狩りにでかけました。王様の猟師が一緒に行くように言われていて、森で二人だけになったとき、猟師がとても悲しそうなので、王子は「猟師さん、どうしたの?」と言いました。猟師は「言えません。でも言うべきなんです。」と言いました。それで王子は「何なのかはっきり言ってごらん。お前を許すから。」と言いました。「ああ、私はあなたを撃ち殺すことになっています。王様がそう命令しました。」と猟師は言いました。それで王子はあっと驚いて、「猟師さん、殺さないでくれ。ほら、王家の服をやるよ、かわりにお前の粗末な服をくれ。」と言いました。猟師は「喜んでそうしますよ。全くあなたを殺さなくてよくなったのだから。」と言いました。それから二人は服を取り替え、猟師は家に帰り、一方王子は森に深く入って行きました。

しばらくして、金と宝石の荷馬車が末の息子を訪ねて王様のところにきました。それは、王子の剣で敵を倒し、王子のパンで国民を生かしておくことができた3人の王様たちが感謝の気持ちを示すために送ったものでした。年とった王様はそのとき「息子は無実だったのではないか?」と思い、家来たちに「あの息子がまだ生きていたらなあ。殺させてしまったのはなんと悲しいことだ。」と言いました。「まだ生きています。」と猟師は言いました。「王様のご命令を実行するのは忍びなかったのです。」そしてどういうことだったのか王様に話しました。それで王様の心から重荷がとれ、息子は戻ってよい、そして喜んで迎えられる、というお触れをあらゆる国に知らせました。

ところで、王女は宮殿につづく道をとても明るい金で作らせました。そして家来たちに、その道をまっすぐ自分のところに来る人がその当人だから入れてよい、しかし道のわきを通ってくる人は当人ではないから入れないように、と言いました。

時が近づいてきたので、一番上の王子は急いで王様の娘のところに行き、王女を救った人として名乗り、花嫁に迎え、おまけに国をいただこう、と思いました。それで馬ででかけ、宮殿の前に着き、見事な金の道を見ると、この上を馬で行くのは許しがたいことだ、と思いました。そして脇へ寄って道の右側を通りました。しかし、入口に来ると、家来たちは、当人ではない、立ち去るように、と言いました。

この後まもなく二番目の王子が出発し、金の道に来て馬が片足を道にのせたとき、許しがたいことだ、金が踏みつけられてはがれるかもしれないではないか、と考えました。それで脇へ寄って道の左側を通りました。しかし、入口に来ると、家来たちは、当人ではない、立ち去るように、と言いました。

とうとう1年がすっかり過ぎてしまったとき、三番目の息子も、森から出て愛する人のところへ行こう、そして娘と一緒にいて悲しみを忘れよう、と思いました。それで王子はでかけ、ずっと王女のことを考え速く会いたいとばかり思っていたので、金の道にまったく気づきませんでした。それで王子の馬は、道の真ん中を進み、入口に着くと扉が開かれ、王女が喜んで王子を迎え、「あなたが私を救ってくれた人です。そしてこの国のあるじです。」と言いました。二人の結婚式は大きな喜びでもって祝われました。式が終わると、王女は、あなたのお父さんがあなたを許してあなたを戻るように促していると王子に言いました。

それで王子は馬に乗ってそこへ行き、王様にすべて、兄たちが自分を裏切ったこと、それでも自分は黙っていたこと、を話しました。年とった王様は兄たちを罰しようと思いましたが、二人は海に逃げてしまって生きてる限り戻りませんでした。
Es war einmal ein König, der war krank, und niemand glaubte, daß er mit dem Leben davonkäme. Er hatte aber drei Söhne, die waren darüber betrübt, gingen hinunter in den Schloßgarten und weinten. Da begegnete ihnen ein alter Mann, der fragte sie nach ihrem Kummer. Sie sagten ihm, ihr Vater wäre so krank, daß er wohl sterben würde, denn es wollte ihm nichts helfen. Da sprach der Alte 'ich weiß ein Mittel, das ist das Wasser des Lebens, wenn er davon trinkt, so wird er wieder gesund: es ist aber schwer zu finden.' Der älteste sagte 'ich will es schon finden,' ging zum kranken König und bat ihn, er möchte ihm erlauben auszuziehen, um das Wasser des Lebens zu suchen, denn das könnte ihn allein heilen. 'Nein,' sprach der König, 'die Gefahr dabei ist zu groß, lieber will ich sterben.' Er bat aber so lange, bis der König einwilligte. Der Prinz dachte in seinem Herzen 'bringe ich das Wasser, so bin ich meinem Vater der liebste und erbe das Reich.'

Also machte er sich auf, und als er eine Zeitlang fortgeritten war, stand da ein Zwerg auf dem Wege, der rief ihn an und sprach 'wo hinaus so geschwind?, 'Dummer Knirps,' sagte der Prinz ganz stolz, 'das brauchst du nicht zu wissen,' und ritt weiter. Das kleine Männchen aber war zornig geworden und hatte einen bösen Wunsch getan. Der Prinz geriet bald hernach in eine Bergschlucht, und je weiter er ritt, je enger taten sich die Berge zusammen, und endlich ward der Weg so eng, daß er keinen Schritt weiter konnte; es war nicht möglich, das Pferd zu wenden oder aus dem Sattel zu steigen, und er saß da wie eingesperrt. Der kranke König wartete lange Zeit auf ihn, aber er kam nicht. Da sagte der zweite Sohn 'Vater, laßt mich ausziehen und das Wasser suchen,' und dachte bei sich 'ist mein Bruder tot, so fällt das Reich mir zu.' Der König wollt ihn anfangs auch nicht ziehen lassen, endlich gab er nach. Der Prinz zog also auf demselben Weg fort, den sein Bruder eingeschlagen hatte, und begegnete auch dem Zwerg, der ihn anhielt und fragte, wohin er so eilig wollte. 'Kleiner Knirps,' sagte der Prinz, 'das brauchst du nicht zu wissen,' und ritt fort, ohne sich weiter umzusehen. Aber der Zwerg verwünschte ihn, und er geriet wie der andere in eine Bergschlucht und konnte nicht vorwärts und rückwärts. So gehts aber den Hochmütigen.

Als auch der zweite Sohn ausblieb, so erbot sich der jüngste, auszuziehen und das Wasser zu holen, und der König mußte ihn endlich ziehen lassen. Als er dem Zwerg begegnete und dieser fragte, wohin er so eilig wolle, so hielt er an, gab ihm Rede und Antwort und sagte 'ich suche das Wasser des Lebens, denn mein Vater ist sterbenskrank.' 'Weißt du auch, wo das zu finden ist?, 'Nein,' sagte der Prinz. 'Weil du dich betragen hast, wie sichs geziemt, nicht übermütig wie deine falschen Brüder, so will ich dir Auskunft geben und dir sagen, wie du zu dem Wasser des Lebens gelangst. Es quillt aus einem Brunnen in dem Hofe eines verwünschten Schlosses, aber du dringst nicht hinein, wenn ich dir nicht eine eiserne Rute gebe und zwei Laiberchen Brot. Mit der Rute schlag dreimal an das eiserne Tor des Schlosses, so wird es aufspringen: inwendig liegen zwei Löwen, die den Rachen aufsperren, wenn du aber jedem ein Brot hineinwirfst, so werden sie still, und dann eile dich und hol von dem Wasser des Lebens, bevor es zwölf schlägt, sonst schlägt das Tor wieder zu und du bist eingesperrt.' Der Prinz dankte ihm, nahm die Rute und das Brot, und machte sich auf den Weg. Und als er anlangte, war alles so, wie der Zwerg gesagt hatte. Das Tor sprang beim dritten Rutenschlag auf, und als er die Löwen mit dem Brot gesänftigt hatte, trat er in das Schloß und kam in einen großen schönen Saal: darin saßen verwünschte Prinzen, denen zog er die Ringe vom Finger, dann lag da ein Schwert und ein Brot, das nahm er weg. Und weiter kam er in ein Zimmer, darin stand eine schöne Jungfrau, die freute sich, als sie ihn sah, küßte ihn und sagte, er hätte sie erlöst und sollte ihr ganzes Reich haben, und wenn er in einem Jahre wiederkäme, so sollte ihre Hochzeit gefeiert werden. Dann sagte sie ihm auch, wo der Brunnen wäre mit dem Lebenswasser, er müßte sich aber eilen und daraus schöpfen, eh es zwö lf schlüge. Da ging er weiter und kam endlich in ein Zimmer, wo ein schönes frischgedecktes Bett stand, und weil er müde war, wollt er erst ein wenig ausruhen. Also legte er sich und schlief ein: als er erwachte, schlug es dreiviertel auf zwölf. Da sprang er ganz erschrocken auf, lief zu dem Brunnen und schöpfte daraus mit einem Becher, der daneben stand, und eilte, daß er fortkam. Wie er eben zum eisernen Tor hinausging, da schlugs zwölf, und das Tor schlug so heftig zu, daß es ihm noch ein Stück von der Ferse wegnahm.

Er aber war froh, daß er das Wasser des Lebens erlangt hatte, ging heimwärts und kam wieder an dem Zwerg vorbei. Als dieser das Schwert und das Brot sah, sprach er 'damit hast du großes Gut gewonnen, mit dem Schwert kannst du ganze Heere schlagen, das Brot aber wird niemals all.' Der Prinz wollte ohne seine Brüder nicht zu dem Vater nach Haus kommen und sprach 'lieber Zwerg, kannst du mir nicht sagen, wo meine zwei Brüder sind? sie sind früher als ich nach dem Wasser des Lebens ausgezogen und sind nicht wiedergekommen.' 'Zwischen zwei Bergen stecken sie eingeschlossen,' sprach der Zwerg, 'dahin habe ich sie verwünscht, weil sie so übermütig waren.' Da bat der Prinz so lange, bis der Zwerg sie wieder losließ, aber er warnte ihn und sprach 'hüte dich vor ihnen, sie haben ein böses Herz.'

Als seine Brüder kamen, freute er sich und erzählte ihnen, wie es ihm ergangen wäre, daß er das Wasser des Lebens gefunden und einen Becher voll mitgenommen und eine schöne Prinzessin erlöst hätte, die wollte ein Jahr lang auf ihn warten, dann sollte Hochzeit gehalten werden, und er bekäme ein großes Reich. Danach ritten sie zusammen fort und gerieten in ein Land, wo Hunger und Krieg war, und der König glaubte schon, er müßte verderben, so groß war die Not. Da ging der Prinz zu ihm und gab ihm das Brot, womit er sein ganzes Reich speiste und sättigte: und dann gab ihm der Prinz auch das Schwert, damit schlug er die Heere seiner Feinde und konnte nun in Ruhe und Frieden leben. Da nahm der Prinz sein Brot und Schwert wieder zurück, und die drei Brüder ritten weiter. Sie kamen aber noch in zwei Länder, wo Hunger und Krieg herrschten, und da gab der Prinz den Königen jedesmal sein Brot und Schwert, und hatte nun drei Reiche gerettet. Und danach setzten sie sich auf ein Schiff und fuhren übers Meer. Während der Fahrt, da sprachen die beiden ältesten unter sich 'der jüngste hat das Wasser des Lebens gefunden und wir nicht, dafür wird ihm unser Vater das Reich geben, das uns gebührt, und er wird unser Glück wegnehmen.' Da wurden sie rachsüchtig und verabredeten miteinander, daß sie ihn verderben wollten. Sie warteten, bis er einmal fest eingeschlafen war, da gossen sie das Wasser des Lebens aus dem Becher und nahmen es für sich, ihm aber gossen sie bitteres Meerwasser hinein.

Als sie nun daheim ankamen, brachte der jüngste dem kranken König seinen Becher, damit er daraus trinken und gesund werden sollte. Kaum aber hatte er ein wenig von dem bittern Meerwasser getrunken, so ward er noch kränker als zuvor. Und wie er darüber jammerte, kamen die beiden ältesten Söhne und klagten den jüngsten an, er hätte ihn vergiften wollen, sie brächten ihm das rechte Wasser des Lebens und reichten es ihm. Kaum hatte er davon getrunken, so fühlte er seine Krankheit verschwinden, und war stark und gesund wie in seinen jungen Tagen. Danach gingen die beiden zu dem jüngsten, verspotteten ihn und sagten 'du hast zwar das Wasser des Lebens gefunden, aber du hast die Mühe gehabt und wir den Lohn; du hättest klüger sein und die Augen aufbehalten sollen, wir haben dirs genommen, während du auf dem Meere eingeschlafen warst, und übers Jahr, da holt sich einer von uns die schöne Königstochter. Aber hüte dich, daß du nichts davon verrätst, der Vater glaubt dir doch nicht, und wenn du ein einziges Wort sagst, so sollst du noch obendrein dein Leben verlieren, schweigst du aber, so soll dirs geschenkt sein.'

Der alte König war zornig über seinen jüngsten Sohn und glaubte, er hätte ihm nach dem Leben getrachtet. Also ließ er den Hof versammeln und das Urteil über ihn sprechen, daß er heimlich sollte erschossen werden. Als der Prinz nun einmal auf die Jagd ritt und nichts Böses vermutete, mußte des Königs Jäger mitgehen. Draußen, als sie ganz allein im Wald waren, und der Jäger so traurig aussah, sagte der Prinz zu ihm 'lieber Jäger, was fehlt dir?' Der Jäger sprach 'ich kanns nicht sagen und soll es doch.' Da sprach der Prinz 'sage heraus, was es ist, ich will dirs verzeihen.' 'Ach', sagte der Jäger, 'ich soll Euch totschießen, der König hat mirs befohlen.' Da erschrak der Prinz und sprach 'lieber Jäger, laß mich leben, da geb ich dir mein königliches Kleid, gib mir dafür dein schlechtes.' Der Jäger sagte 'das will ich gerne tun, ich hätte doch nicht nach Euch schießen können.' Da tauschten sie die Kleider, und der Jäger ging heim, der Prinz aber ging weiter in den Wald hinein.

Über eine Zeit, da kamen zu dem alten König drei Wagen mit Gold und Edelsteinen für seinen jüngsten Sohn: sie waren aber von den drei Königen geschickt, die mit des Prinzen Schwert die Feinde geschlagen und mit seinem Brot ihr Land ernährt hatten, und die sich dankbar bezeigen wollten. Da dachte der alte König 'sollte mein Sohn unschuldig gewesen sein?, und sprach zu seinen Leuten 'wäre er noch am Leben, wie tut mirs so leid, daß ich ihn habe töten lassen.' 'Er lebt noch', sprach der Jäger, 'ich konnte es nicht übers Herz bringen, Euern Befehl auszuführen,' und sagte dem König, wie es zugegangen war. Da fiel dem König ein Stein von dem Herzen, und er ließ in allen Reichen verkündigen, sein Sohn dürfte wiederkommen und sollte in Gnaden aufgenommen werden.

Die Königstochter aber ließ eine Straße vor ihrem Schloß machen, die war ganz golden und glänzend, und sagte ihren Leuten, wer darauf geradeswegs zu ihr geritten käme, das wäre der rechte, und den sollten sie einlassen, wer aber daneben käme, der wäre der rechte nicht, und den sollten sie auch nicht einlassen. Als nun die Zeit bald herum war, dachte der älteste, er wollte sich eilen, zur Königstochter gehen und sich für ihren Erlöser ausgeben, da bekäme er sie zur Gemahlin und das Reich daneben. Also ritt er fort, und als er vor das Schloß kam und die schöne goldene Straße sah, dachte er 'das wäre jammerschade, wenn du darauf rittest,' lenkte ab und ritt rechts nebenher. Wie er aber vor das Tor kam, sagten die Leute zu ihm, er wäre der rechte nicht, er sollte wieder fortgehen. Bald darauf machte sich der zweite Prinz auf, und wie der zur goldenen Straße kam und das Pferd den einen Fuß daraufgesetzt hatte, dachte er 'es wäre jammerschade, das könnte etwas abtreten,' lenkte ab und ritt links nebenher. Wie er aber vor das Tor kam, sagten die Leute, er wäre der rechte nicht, er sollte wieder fortgehen. Als nun das Jahr ganz herum war, wollte der dritte aus dem Wald fort zu seiner Liebsten reiten und bei ihr sein Leid vergessen. Also machte er sich auf, und dachte immer an sie und wäre gerne schon bei ihr gewesen, und sah die goldene Straße gar nicht. Da ritt sein Pferd mitten darüber hin, und als er vor das Tor kam, ward es aufgetan, und die Königstochter empfing ihn mit Freuden und sagte, er wär ihr Erlöser und der Herr des Königreichs, und ward die Hochzeit gehalten mit großer Glückseligkeit. Und als sie vorbei war, erzählte sie ihm, daß sein Vater ihn zu sich entboten und ihm verziehen hätte. Da ritt er hin und sagte ihm alles, wie seine Brüder ihn betrogen und er doch dazu geschwiegen hätte. Der alte König woll te sie strafen, aber sie hatten sich aufs Meer gesetzt und waren fortgeschifft und kamen ihr Lebtag nicht wieder.




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